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乳がん検診
検査内容
問診と乳房X線検査(マンモグラフィ検査)です。乳房を2枚の板の間に挟んで圧迫し、薄く伸ばして撮影します。40~49歳の人は2方向、50歳以上の人は1方向の撮影となります。
※注意事項※ 生理前・生理中で胸が張っている場合、検査ができないことがあります。 また以下の項目に該当する人は受診できません。
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妊娠中または妊娠の可能性がある
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授乳中または断乳後も母乳が出ている
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断乳後6か月以上が経過していない
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豊胸手術を受けた
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心臓ペースメーカー装着者、V-Pシャント施行者、前胸部CVポート留置者
対象者
40歳以上の女性
料金
- 40~69歳:1,200円
- 70歳以上:無料
※40歳以上で、生活保護受給世帯または市民課税非課税世帯の人は無料 ※クーポン対象(昭和59年4月2日~昭和60年4月1日生)の人は無料(県の事業のため、変更となる可能性があります)
実施場所
- 保健センター(集団健診)
- 指定の医療機関(個別健診)
実施期間
令和7年7月1日~令和8年2月28日
受診回数
2年に1回
※クーポン対象(昭和59年4月2日~昭和60年4月1日生)の人は、前年度に受診していても受けることができます。
検査後は…
検査結果は必ず確認してください。また結果が「要精密」の場合は、精密検査を必ず受けてください。精密検査では、マンモグラフィの追加撮影や超音波検査、穿刺吸引細胞診、針生検などを行います。
検診の間隔は2年に一度です。気になる症状が続く場合は、次の検診を待たず、早めに医療機関を受診してください。
乳がんについて
乳がんは乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管から発生しますが、一部は小葉から発生します。主な症状は乳房のしこりです。自分で乳房を触ることで気付く場合もあります。他には、乳房にくぼみができる、乳頭や乳輪がただれる、左右の乳房の形が非対照になる、乳頭から分泌物が出る、などがあります。
また部位別がん死亡者数において、乳がんは女性4位(2023年)となっています。さらに乳がんの罹患者数は女性1位(2020年)で、9人に1人は乳がんにかかるといわれています。
出典:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス
ブレスト・アウェアネス
乳がんの早期発見には、ブレスト・アウェアネス(乳房を意識した生活)も大切です。
★ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
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自分の乳房の状態を知る 着替えや入浴の際に、乳房を「見て」「触って」「感じる」習慣づけを!
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乳房の変化に気をつける 乳房の痛み、しこり、赤み、ひきつれ・くぼみ、乳頭からの分泌液、乳頭や乳輪のただれなどには要注意!
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変化に気づいたらすぐに医師に相談する 検診を待たず、すぐに専門医療機関の受診を!
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40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受けましょう 早期発見には、症状がないうちから検診を受けることが大切!