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大腸がん検診
更新日:2025年3月4日更新
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検査内容
問診と便潜血検査(便をこすって採取し、便に出血が混じっていないかを調べる方法)です。2日分の便を採取して検査します。
※注意事項※ 結果を正しく判定するためにも、生理中は避けて採便してください。 また、大腸がんの既往がある人や、現在大腸がんの治療ならびに経過観察中の人、大腸腺腫で経過観察中や炎症性腸疾患が指摘されている人については、検診の対象になりません。
対象者
40歳以上の男女
※集団健診でのみ、30歳以上の男女を対象としています。
料金
- 30~39歳:1,000円
- 40~69歳:500円
- 70歳以上:無料
※40歳以上で、生活保護受給世帯または市民課税非課税世帯の人は無料
実施場所
- 保健センター(集団健診)
- 指定の医療機関(個別健診)
実施期間
令和7年7月1日~令和8年2月28日
受診回数
1年に1回
検査後は…
検査結果は必ず確認してください。また結果が「要精密」の場合は、精密検査を必ず受けてください。精密検査では、通常、大腸内視鏡検査を行います。
がんは1回の検診で見つからないこともあるため、毎年定期的に受診しましょう。気になる症状が続く場合は、次の検診を待たず、早めに医療機関を受診してください。
大腸がんについて
大腸がんは40歳代から増え始めるがんです。腺腫という良性のポリープががん化するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。早期の段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。代表的な症状として、便に血が混じる(血便や下血)、便の表面に血液が付着するなどがあります。
また大腸がんの罹患者数は男女計1位(2020年)となっており、部位別がん死亡者数において、大腸がんは男性2位、女性1位、男女計2位(2023年)です。
出典:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス