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食品ロスの削減

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月1日更新

 令和元年10月1日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、食品ロス削減(各企業・各個人)に対して具体的な取組が求められています。

 

 (1)まず、食品ロスとは?なんのことでしょう。

 まだ、食べられるのに捨てられている食品のことです。

 食品ロスの中には、手付かずの状態で捨てられている食品もあり、この状況を多くの方に知っていただくことが大切です。

 

 (2)食品ロスの約半分は各家庭から出ています。

 年間600万tを超える食品ロスのうち、約300万tは各家庭から出たものです。

 日本人一人当たりに換算すると、年間約50kgで、毎日お茶碗約1杯分(約140g)の食べ物を捨てている計算になります。

 

 (3)那珂川市の食品ロスの現状について

 那珂川市でも多くの食品ロスが出ています。

 那珂川市の家庭から出される1年間の食品ロス量は、日本人1人当たり1日約140g×那珂川市人口約50,000人×365日=2,555tです。

 

 食品ロスは、食品を無駄にするだけでなく、燃えるごみとして廃棄され、焼却量を増やし、Co²排出量増加の原因になっています。

 食品ロスの削減は、食品を無駄にしないことや燃えるごみを減量することにつながります。

食品ロス削減に効果的な方法​

  食品ロス削減のためには、各家庭での取り組みが必須です。

 

 〇使いきれる分だけを買う。

 →使う・食べられる量を購入しましょう。

 →手前に陳列されている食品をチョイス

 →家庭での利用予定に照らして期限表示を確認しましょう。

 

 〇家にある食材・食品をチェックする。

 →調理は残っている食材から使い上手に食べきる。

 →「いつか食べる」食品は食品ロス予備軍

 →定期的に冷蔵庫や収納庫を整理する日を決める。

 

 〇食べきれる量を作る。

 →体調や健康にも配慮

 

 〇肉や魚の保存方法を工夫する。

 

  食品ロスは、「必要な量だけ購入」して「食べきる」ことが削減のポイントです。

10月の食品ロス削減月間「今日から実践 会食編」について

 季節的にすごしやすく、地域等の運動会の開催など、複数人で会食をする機会も増える行楽シーズンです。身近にある「もったいない」をなくしましょう!

 

 食べ残しを減らすため、“食べきりミッション”を始めよう。

 

 「今日から実践 会食編」

 ミッション(1)会食前

  参加者の好みや食べきれる量をチェック

   ▶メニュー選びに活用する

    食べきれる量のメニューをチョイス

   ▶ハーフサイズ、少量コースなど、ちょうど良い料理の量を選ぶ

 ミッション(2)会食中

 コース料理提供時の例:キーワードは30(さんまる)・10(いちまる)

  味わいタイム

   ▶開始後30分間は料理を楽しむ

   ▶料理はできたてを味わう

  楽しみタイム

   ▶全員で親睦を深める

   ▶料理のことも忘れない

  食べきりタイム

   ▶お開き前の10分間はもう一度料理を楽しむ

   ▶幹事は「食べきり」を呼び掛ける。

   ▶料理の残りは小分けにして食べやすくする。

 ミッション(3)お開き時

   おいしい料理と提供者に感謝した後、食べきった仲間と感想を共有する。

 (ミッション完了!)

 

 “食べきりミッション”の実践をお願いします。

※なお、新型コロナ感染症などの状況に配慮しつつ食べきりミッションの実践をお願いします。

 

 食品ロスを削減するだけでなく、やむを得ず出た生ごみについても水切りで水分を減らすことや生ごみ処理機・生ごみ処理容器を活用することで、燃えるごみの削減や循環社会への推進につながります。

 市民のみなさまのご協力をお願いします。