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“社会を明るくする運動”強調月間
“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。令和6年で74回目を迎えます。
第74回“社会を明るくする運動”のテーマは、「変わっていく時間」
第74回運動は、更生に向けて努力する人の立ち直りを信じて、その「変わっていく時間」にともに寄り添い続ける、更生保護を支える方々の存在に注目し、この活動の意義をたくさんの方々に知っていただくことをコンセプトの中核として実施したいと考えています。
テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。取締りを強化して、罪を犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことです。
立ち直りを支える家庭や地域、社会を築いていくためには、一部の人たちだけでなく、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。“社会を明るくする運動”では、犯罪や非行のない暮らしをかなえるため、いま何が求められているのか、そして、自分には何ができるのかを一人ひとりが考え、行動するきっかけをつくることを目指しています。
法務省:第74回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
更生保護を支える人々
法務大臣の委嘱を受けて更生保護に取り組む保護司など、更生保護ボランティアと呼ばれる様々な人が、それぞれの特性をいかし更生保護の活動に積極的に参加しています。
那珂川市実施委員会で開催する主な事業
街頭啓発の実施
7月8日(月曜日)に博多南駅ビルでリーフレットと啓発品を配布し、啓発を行いました。
横断幕・懸垂幕の設置
市役所をはじめとした公共施設などにタペストリーやリーフレットを設置し、啓発活動を行います。
第74回“社会を明るくする運動”作文コンテスト
市内の小学生と中学生を対象に、作文コンテストを開催します。
第74回“社会を明るくする運動”那珂川市住民集会
7月13日(土曜日)に開催した那珂川市住民集会では、那珂川中学校・那珂川南中学校・那珂川北中学校の4名の生徒と学校法人八洲学園福岡女子商業高等学校の2名の生徒が司会・内閣総理大臣メッセージの代読・意見発表を務めました。
中でも、自身経験や学びから一生懸命に考えられた意見発表は、参加者の心を打ち、地域で明るい社会を築くための気づきをあたえるもので、参加者から高い賞賛を受けました。
生徒の意見発表は、広報なかがわ9月号~12月号に掲載予定ですので、ぜひご一読ください。
≪住民集会の様子≫