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帯状疱疹予防接種(定期接種および市独自による接種)

更新日:2025年3月24日更新 印刷ページ表示

​令和7年4月から、国の高齢者帯状疱疹予防接種が定期接種(対象者は「65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上(R8年4月1日時点)」)として始まります。さらに市では国の定期接種に加え、対象者を拡大し、下記のとおり65歳以上の人すべてを対象として実施します。

対象者

接種日時点で那珂川市に住民登録があり、次のいずれかに該当する人

  1. 令和8年4月1日時点で65歳以上の人
  2. 接種日時点で60歳以上65歳未満の人で予防接種診断基準(ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する)を満たすと医師が判断する人

※接種日時点で50歳以上の人で上記対象者に当てはまらない人への助成制度はこちら

 帯状疱疹任意予防接種費用助成

接種費用など

予防接種

(ワクチンの詳しい説明はこちら)

接種回数

接種費用

(自己負担額)

乾燥弱毒生水痘ワクチン
【生ワクチン】

1人1回

4,900

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
【不活化ワクチン】

1人2回

 10,000円/回

※市民税非課税世帯および生活保護世帯の人(令和7年1月1日現在)は費用が免除されます。
※所得の申告をしていない人は、税務課で申告をしてください。
※対象者以外の人は、任意接種となります。予防接種費用は各医療機関が設定する金額です。

 

接種方法

接種する医療機関を決める(福岡県内の実施医療機関)

医療機関に予約をする

<予約のポイント>
2種類のワクチンのどちらを接種するか相談しましょう。(ワクチンの詳しい説明はこちら)
・既に帯状疱疹ワクチンを接種したことがある場合は、接種医に再接種の必要性を確認してください。


接種予定日、接種するワクチンが決まったら、保健センターに申請をする

 

※郵送で申請する場合は返信用切手(110円分)を同封してください。


保健センターにて「高齢者帯状疱疹予防接種決定通知」を発行

予約した医療機関で予防接種を受けてください。
(「高齢者帯状疱疹予防接種決定通知」を必ず提出してください。)

市内実施医療機関

※福岡県医師会に加入している医療機関のうち、予防接種を実施していれば、那珂川市以外の指定医療機関でも接種を受けられます。直接、医療機関へ確認してください。

  市内帯状疱疹予防接種実施医療機関 住   所 電話番号

生ワクチン

不活化ワクチン
1 いけだ内科クリニック 片縄東1-21-23 408-6401
2 いのうえファミリークリニック 片縄8-122 408-1212
3 うれしの外科胃腸科クリニック 片縄9-30-4 954-1111
4 江副クリニック 今光5-9 954-1300
5 太田外科クリニック 片縄東1-13-18 952-2250
6 かじやま内科クリニック 王塚台1-21-1 952-3731
7 香月内科クリニック 道善1-17 953-2862
8 古賀胃腸科外科クリニック 今光8-4-30 953-4117
9 じんのうち耳鼻咽喉科 松木1-146 951-3387
10 たけすえ耳鼻科クリニック 道善5-25 953-6687
11 竹田胃腸科外科医院 中原3-29 953-1122
12 田中内科医院 片縄5-45-1 951-2233
13 ちだクリニック 松木2-185 953-4231
14 つちもち脳神経外科・内科クリニック 片縄2-12 1階 951-3610
15 中島こうやクリニック 中原2-127 954-1611
16 服部内科クリニック 道善2-59-1 953-5522
17 前野クリニック 仲1-56 954-1812
18 まつもと内科・循環器内科 中原3-158-101 408-7811
19 水ノ江医院 今光3-11 952-8648
20 目野内科クリニック  片縄北6-3-20 951-3377
21 諸岡整形外科クリニック 片縄3-101 954-0555
22 吉田クリニック 中原4-53-2 985-9730

用いるワクチン

帯状疱疹ワクチンには「乾燥弱毒生水痘ワクチン【生ワクチン】(ビケン)」、「乾燥組換え帯状疱疹ワクチン【不活化ワクチン】(シングリックス)」の2種類があります。
接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

  乾燥弱毒生水痘ワクチン【生ワクチン】(ビケン) 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン【不活化ワクチン】(シングリックス)
接種回数(接種方法) 1回(皮下に接種) 2回(筋肉内に接種)
接種スケジュール 通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種
注:病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。
接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種出来ません。 免疫の状態に関わらず接種可能です。
接種に注意が必要な方 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。
他のワクチンとの同時接種・接種間隔 医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能

医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能

他の生ワクチンと27日以上の間隔を置く必要がある

ワクチンの効果

  乾燥弱毒生水痘ワクチン【生ワクチン】(ビケン) 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン【不活化ワクチン】(シングリックス)
帯状疱疹に対するワクチンの効果(報告) 接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

主な副反応の発現割合 乾燥弱毒生水痘ワクチン【生ワクチン】(ビケン) 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン【不活化ワクチン】(シングリックス)
70%以上 注射部位の疼痛
30%以上 注射部位の発赤 注射部位の発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 注射部位のそう痒感・熱感・腫脹・疼痛・硬結 注射部位の腫れ、胃腸症状、悪寒、発熱
1%以上 発疹、倦怠感 痒み、倦怠感、全身疼痛

注:各社の添付文書より厚労省にて作成​

健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障がいが残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。
制度の詳細は厚生労働省ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
なお、請求を行う際は、あらかじめ健康被害の症状に応じた医療機関の受診が必要です。請求時に必要な書類は、種類や状況によって変わりますので問い合わせください。

気になる症状がある方は

ワクチン接種後に気になる症状を認めた場合は、「指定医療機関」「かかりつけ医療機関」またはお近くの医療機関にご相談ください。