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災害時の「通電火災」にご注意ください

更新日:2026年9月1日更新 印刷ページ表示

地震や台風などによる停電の後、電気が復旧した際に火災が発生することがあります。

特に地震では、家具の転倒などによって電気配線が損傷したり、暖房器具の周りに燃えやすいものが落下したりすることで、電気が復旧した際に火災につながるおそれがあります。

災害時の電気火災を防ぐため、日頃から対策を確認しておきましょう。

​通電火災とは

「通電火災」とは、地震や台風などによる停電が復旧し、再び電気が流れた際に、災害によって損傷した電気配線や電気機器などから発生する火災です。

通電火災の主な原因

地震発生時

  • 家具などの転倒により損傷した電気配線が、再通電によってショートし、発火する。
  • ヒーターなどの電熱器具に衣類や布団などの燃えやすいものが接触した状態で再通電し、発火する。
  • 転倒した電気ストーブや照明器具などが可燃物に接触した状態で再通電し、発火する。
  • 再通電時に発生した火花が、漏れていたガスに引火する。

風水害発生時

  • 浸水や雨漏りにより電気機器や配線が損傷し、再通電時にショートして発火する。
  • コンセントなどに水分が付着した状態で再通電し、漏電等により発火する。

通電火災を防ぐために

災害による停電が発生した場合は、次の点に注意しましょう。

  • 避難するときは、可能な範囲でブレーカーを切る。
  • 停電中は、電気機器のスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
  • 電気が復旧した後は、電気機器や配線に損傷がないか、燃えやすいものが近くにないかを確認してから使用する。
  • 浸水した電気機器は、十分な安全確認をせずに使用しない。
  • 再通電後、焦げたようなにおいや異常な発熱などがあった場合は、直ちに使用を中止する。

地震による電気火災対策には「感震ブレーカー」も有効です

地震発生時は、身の安全の確保や避難を優先するため、必ずしもブレーカーを切って避難できるとは限りません。

「感震ブレーカー」は、一定以上の地震の揺れを感知すると、ブレーカーやコンセントなどへの電気を自動的に遮断する器具です。

地震による電気火災を防ぐための対策の一つとして、感震ブレーカーの設置を検討しましょう。

感震ブレーカーの種類

簡易タイプ

一定以上の揺れを感知すると、おもりやバネなどの仕組みによりブレーカーを切ります。比較的簡単に取り付けることができます。

コンセントタイプ

コンセントに設置し、内蔵されたセンサーが一定以上の揺れを感知すると、そのコンセントへの電気を遮断します。

分電盤タイプ

分電盤に設置された感震センサーが一定以上の揺れを感知すると、住宅内への電気を遮断します。設置にあたって電気工事が必要となる製品もあります。

感震ブレーカーを設置するときの注意点

感震ブレーカーが作動すると、住宅内の照明なども消える場合があります。

夜間の地震に備えて、停電時に自動点灯するライトや懐中電灯を準備するなど、避難時の安全対策もあわせて行いましょう。

また、医療機器など、電気の供給が必要な機器を使用している場合は、停電時の対応について事前に確認しておくことが重要です。

関連情報

感震ブレーカーは、ホームセンターや家電量販店、インターネットなどで購入できます。製品によって機能や設置方法が異なるため、住宅の状況に合ったものを選びましょう。

感震ブレーカーや電気火災対策について、詳しくは次のホームページをご覧ください。