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ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチは、中国・台湾・東南アジア・南アジア原産の外来種で、国内では平成24年に長崎県対馬市で初めて確認されました。
その後、平成27年9月に北九州市、平成28年5月に宮崎県日南市、平成29年9月と平成30年5月に長崎県壱岐市、平成30年10月に大分県大分市、令和元年11月に山口県防府市、令和4年5月に福岡県福岡市東区、令和4年5月と6月に福岡県糟屋郡篠栗町及び久山町でツマアカスズメバチが確認されました。
これまで国内では長崎県対馬市で定着が確認され、急速に分布を拡大しているため、九州や本州に侵入してくる可能性があります。
ツマアカスズメバチは生態系などに影響を及ぼすおそれがあり、警戒が必要です。従来のオオスズメバチ等と比較して、特に人体に関わる被害が大きいことはありません。
※外来生物(海外起源)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものの中から、環境省が指定
特定外来生物「ツマアカスズメバチ」に関するお知らせ(福岡県庁ホームページ)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/tumaakasuzumebati.html
特徴・習性
・体長約2~3cm
・体は全体的に黒っぽく腹部がオレンジ色で脚先が黄色
・主にミツバチを含む昆虫類を捕食する
・樹木の高い位置に巣をつくることが多い
・従来のスズメバチよりも、大きな巣をつくる
・巣は直径1mに達することもある
心配される影響
・生態系に関わる影響:在来種との競合
・農林水産業に関わる影響:養蜂業への影響
・人体に関わる影響:刺傷被害
発見した場合
ツマアカスズメバチの個体や巣を発見した場合は、近寄らず、刺激しないでください。
ツマアカスズメバチに関するお問い合わせ
筑紫保健福祉環境事務所 地域環境課
大野城市白木原3-5-25 筑紫総合庁舎内
電話:092-513-5611