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「香害」を知っていますか
更新日:2024年10月1日更新
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「香害」とは
香害とは、合成洗剤や柔軟剤、制汗剤、化粧品類などに含まれる合成香料(化学物質)によって、不快感や体調が悪くなり、この体調不良は「化学物質過敏症」が原因とも言われています。
「化学物質過敏症」とは
化学物質に繰り返しさらされると、「頭痛」「めまい」「吐き気」「倦怠感」「脱力感」など、さまざまな症状が出ることがあります。これを「化学物質過敏症」と言われています。
合成香料は、人工的に合成された化学物質がほとんどであり、これらの匂いを感じているというのは化学物質が体内に入っている状態です。
化学物質過敏症は、花粉症と同様にそれぞれの人の許容範囲を超えると発症すると言われています。
その症状と原因の因果関係や発症メカニズムはよく分かっていません。特定の化学物質へのばく露がなくなっても症状が継続したり、全く異なる化学物質に対しても症状がみられることもあります。
あなたの好きな香りで困っている人もいます
香りの感じ方は、人それぞれです。香害と化学物質過敏症についてご理解いただき、合成洗剤や柔軟剤などを使用するときは、決められた量を守って使い、制汗剤、化粧品類などの香りが過度にならないようにご配慮をお願いします。
また、心当たりがないのに体調がおかしいと感じる場合は、化学物質過敏症の可能性もありますので化学物質由来の匂いを避けてみてください。