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海洋プラスチック問題

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年2月6日更新

海洋プラスチック問題とは

ごみの漂着した海岸(平成29年1月)  海岸50mで回収したプラスチックボトル(H28.6)

[環境省 海洋ごみ学習用教材より]

私たちの生活には、レジ袋や容器包装、ストローなど様々なプラスチック製品で溢れています。これらの製品は役目を終えるとプラスチックごみとして処分されることとなりますが、適切な処分が行われなかったものの多くは、海へ流れ出ます。海へ流れ出たプラスチックは、海洋生物に危害を与えたり、観光・漁業、船舶航行へ支障をきたします。

また、海洋プラスチック問題では、大きなプラスチックだけではなく、洗顔料や歯磨き粉に使用されているスクラブ剤や、大きなプラスチック製品が劣化して、微細片化した「マイクロプラスチック」も問題視されています。

海洋ごみを減らそう~那珂川から博多湾へ~

 那珂川市を縦断している背振山を水源とする那珂川は博多湾へ流れ込む河川です。

 博多湾は、魚や海藻、貝といったさまざまな生き物が生まれ育つ豊かな海ですが、河川から流れてくるごみやポイ捨てされるごみなどによって、海洋ごみが堆積しています。 

 海に流れ込むプラスチックごみの8割は、私たちの暮らす陸地から発生しています。ポイ捨てされたごみや、正しい捨て方をされずに取り残されたごみは、風や雨に運ばれ排水溝や川をとおり、海に流れ込みます。

 私たちが住んでいる街と山、川、海はすべてつながっています。那珂川のごみを減らすことが海洋ごみを減らすことにも繋がります。

  川岸ごみ円グラフ  海岸ごみ円グラフ     

 [令和元年度 福岡市保健環境研究所調べより]

私たちにできること

ごみをポイ捨てしない!

・外出中に出たごみは、家まで持ち帰りましょう。

資源はリサイクルしよう!

・リサイクルできるものはごみではなく、資源として分別しましょう。

ごみを減らそう!

・自宅にテイクアウトする時は、不要な箸やスプーン、フォークを断るなど、ごみになるものをもらわないようにしましょう。

・日頃からマイバッグやマイボトルなど、くりかえし使えて、ごみを減らせるものを使いましょう。

・買い物の際に、必要ないものを買わないようにしましょう。

関連サイト

・福岡市ホームページ [ https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/jigyokeigomi/opinion/1_2.html ]

・福岡県ホームページ [ https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kaiganhyoutyakubutsutou.html ]

・環境省ホームページ [ https://www.env.go.jp/water/marine_litter/index.html ]