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ひきこもりのことで悩んでいませんか?
ひきこもりについて相談できる場所があります。
ひとりで、家族だけで悩まないで、ご相談ください。
ひきこもりとは?
ひきこもりというと、家からまったく出られないというイメージがあるかもしれませんが、「自室からほとんど出ない」、「自室からは出るが家からまったく出ない」、「普段は家にいるが、近所のコンビニなどへは出かける」、「普段は家にいるが、自分の趣味に関する用事のときは出かける」など、その人その人によって状態は様々です。
厚生労働省の定義では「様々なことが背景となり、就学や就労、交遊などの社会的参加を避けて、原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態のこと(他者と交わらない形での外出をしている場合も含む。)」とされており、ひきこもりは現象や状態像であって、病名やその人そのものではありません。
ひきこもりの実態は?
令和5年 内閣府は「こども・若者の意識と生活に関する調査」の結果で、ひきこもり状態の人が推計で全国に約146万人いることを公表しました。
このようなことで悩んでいませんか?
○ご本人
・人と会うのが怖いと感じる
・他人がどう思っているかとても不安
・知り合いに会うことを考えると不安になる
・これからどうしていいかわからない
・なぜこうなったんだろう、どうして外に出られないんだろうと自分を責めてしまう
・家族に申し訳ないと思うことが多い
○ご家族
・子どもや家族がひきこもりかもしれない
・どう関わっていいかわからない
・悩み続けて疲れてしまった
相談窓口
市や県では、相談窓口を設置しています。
まずはご相談ください。
生活福祉課 地域福祉担当(市役所1階 8番窓口)
電話番号:092-953-2211
受付時間:月曜日から金曜日(祝日及び年末年始を除く) 午前8時30分から午後5時まで
那珂川市困りごと相談室
生活に困っている人の経済的自立を支援する自立相談支援事業を実施しています。
生活に困っていたり、不安があるときはまずは相談室にご相談ください。
専門の相談員がお話を聞いて、どのような解決策があるかをあなたと一緒に考え、自立に向けた支援を行います。
電話番号:092-408-8789
受付時間: 月曜日から金曜日(祝日及び年末年始を除く) 午前8時30分から午後5時まで
福岡県ひきこもり地域支援センター
福岡県では、精神保健福祉センター内にひきこもり地域支援センターを開設しています。
相談方法:電話や来所等による相談(来所相談等は予約制。継続相談の場合はオンラインでも実施)
専用電話:092-582-7530
受付時間: 月曜日から金曜日(祝日及び年末年始を除く) 午前9時から午後5時まで
※福岡県ホームページ「福岡県ひきこもり地域支援センターのご案内」<外部リンク>
「ひきこもりVOICE STATION 全国キャラバン」
厚生労働省では、ひきこもり状態にある方やそのご家族が孤立することなく、地域社会においてひきこもりに関する理解を深め、相談しやすい環境づくりを進めています。本年度は、8月23日(土曜日)~11月8日(土曜日)にかけて全国6都市で「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」を開催します。
開催概要
第1部では、ひきこもりに関する理解の促進や支援体制の整備などに取り組まれている経験者、家族、支援者などを迎えたパネルディスカッションを実施します。
第2部では、具体的な事例をもとに、パネラーを交えたワークショップを実施し、地域における活動として、地域に住む関心層や学生などが自分の立場で関わることができることを議論し、誰もが生きやすい地域にしていくために、各人が一歩を踏み出す状態を目指します。
・開催時間 13時~16時 ※神奈川県会場のみ13時~16時45分
・入場料 無料
・イベント形式 1部は会場参加またはオンライン視聴、2部は会場参加のみ
神奈川県のみ特別プログラム開催
【スケジュール/内容】
13時00分 宮本亞門さんによる人生ドラマグラフワークショップ
14時20分 パネルトーク テーマ:「自立?自律?生きやすい社会はどっち?」
15時30分 朗読劇発表(約15分×3作品)
・対象者 興味関心のある方、どなたでもご参加いただけます。
・申込方法 参加を希望される方は下記特設サイトからお申し込みください。
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/event/(外部サイト)