ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き・環境 > 環境・ごみ・リサイクル > 公害・害虫 > 特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください

特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月25日更新

セアカゴケグモとは

 外来生物のうち、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼすものや、被害を及ぼす恐れがあるもののなかから、外来生物法に基づき国が指定した生物を「特定外来生物」とよびます。

 これらの生きた個体を持ち運んだり、飼育したりすることを禁止しています。セアカゴケグモについては、人の生命または身体に関する被害があることから、特定外来生物に指定されています。

 セアカゴケグモの原産地はオーストラリアで、国内の港湾地域またはそれに隣接する地域で多く発見されており、コンテナ等に付着して侵入してきた可能性があります。国内の貨物コンテナ、建築資材、自動車等に営巣したものが運ばれた結果、生息域が広範囲に拡大したと考えられます。

 セアカゴケグモは、那珂川市では複数年にわたり確認されております。平成29年度に小学校の学童付近で、平成30年度に自動車販売店に展示されている自動車のワイパーの隙間から、平成31年度にはマンションのベランダに上げた自転車に死骸が付着、令和2年度は民有地の花のプランターのふちから、令和3年度は修理工場の車両内で発見されています。

 那珂川市で発見されたセアカゴケグモ

特徴・習性

体長はメス約1cm、全体に黒く背中とお腹に赤色の帯状の模様をしています。

オスの体長は、約0.4cm~0.5cmで全身灰白色をしています。

側溝やベンチの裏など、見えにくいところに隠れています。

攻撃性はなく、おとなしいクモです。素手等で直接触れない限り咬まれることはありません。

対 策

野外で作業をする場合は、長袖、長ズボン、手袋などを着用してください。

屋外に置きっぱなしの靴やサンダルを履く際には、中にセアカゴケグモが入り込んでいないかチェックしましょう。

咬まれた時の対処法

咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じます。やがて咬まれた部分の周りが腫れて赤くなります。悪化すると痛み、発汗、発熱、発疹などが現れることがあります。

噛まれた場合は、すぐに温水や石けん水で傷口を洗い、皮膚科で治療を受けてください。

駆除方法

市販の家庭用殺虫剤で駆除できます。

卵のう(卵の入った丸い袋)は、割り箸等ではさんでビニール袋に入れて足で踏みつぶすか、卵のうを直接着火ライター等で焼却してください。

注;セアカゴケグモと疑われるクモを発見した場合は、連絡してください。 

その他情報

市内でのセアカゴケグモ出没状況は以下のデータを参照してください。

セアカゴケグモ発見情報(モニタリングシート集計表) [PDFファイル/116KB]

那珂川市作成の対応マニュアルは以下のデータを参照してください。

マニュアル [PDFファイル/822KB]

福岡市ホームページ:「セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!」

http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/seikatsueisei/life/kurashinoeisei/seakagokegumo_2_2_2_2.html

福岡県庁ホームページ:「特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください。」

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/seakagokegumo.html