令和5年度 那珂川市職員(文化財技師H)採用試験
あなたの経験を那珂川市の成長に活かしませんか?
これからの那珂川市を担う専門職員(文化財技師)を募集します。あなたの知識、経験を活かして、まちの未来をともに創りませんか?
採用試験案内
試験内容の注意事項などの詳しい情報は採用試験案内で確認ください。
令和5年度那珂川市職員採用試験案内(文化財技師H) [PDFファイル/3.37MB]
採用予定人員など
試験区分 |
採用予定人員 |
職務の内容 |
---|---|---|
文化財技師H |
1人程度 |
文化財に関する業務等に従事します |
- 採用予定人員は、変更になることがあります。
- 成績が基準に満たない場合は、合格者なしとなることがあります。
採用予定日
令和6年4月1日
受験資格
次の1~2すべてに該当する人
- 昭和58年4月2日以降に生まれた人
- 大学、大学院のいずれかにおいて、文化財に関する課程を履修し、卒業した人または令和6年3月31日までに履修し、卒業する見込の人、若しくは文化財に関する同等の知識を有し、発掘調査(遺構・遺物の実測を含む。)の経験を有する人
試験内容
採用種目・内容
試験種目 | 内容 | |
---|---|---|
一次試験 | 専門試験 |
文化財技師として必要な専門知識などについての筆記試験(60分) 文化財技師の専門技術(実測)に関する試験(60分) ※2H または 3H の鉛筆、三角定規、コンパス、デバイダー、キャリパー、真弧(マコ)を持ってくること |
二次試験 |
面接試験 |
面接による口述試験 |
三次試験 |
面接試験 | 面接による口述試験 |
試験日程・試験会場
試験日 | 試験会場 | |
---|---|---|
一次試験 |
令和5年10月14日(土曜日) |
那珂川市役所 |
二次試験 |
令和5年11月4日(土曜日) |
那珂川市役所 |
三次試験 |
令和5年11月25日(土曜日) | 那珂川市役所 |
- 受験者によって試験時間が異なります。受験番号ごとの集合時間については市ホームページでお知らせします。
- 災害等による日程の変更など緊急連絡等については、市ホームページでお知らせします。
- 試験会場は変更する場合があります。
申込期間
令和5年8月31日(木曜日)午前8時30分から令和5年9月28日(木曜日)午後5時まで
申込方法
インターネット(ふくおか電子申請システム)による申し込み
インターネットの申し込みについて
申し込みは、終了しました。
提出する書類
- 履歴書(市指定様式) [PDFファイル/62KB]
- 履歴書(市指定様式) [Excelファイル/21KB]
- エントリーシート(市指定様式) [PDFファイル/53KB]
- エントリーシート(市指定様式) [Excelファイル/40KB]
受験票様式について
受験票様式を印刷し、必要事項を記入および写真添付のうえ、必ず試験会場へ持ってきてください。
※受験番号については、試験集合時間と併せて市ホームページでお知らせします。
那珂川市(文化財技師)の仕事紹介について
山田 紗佑里(文化振興課 文化財担当)令和3年度採用
現在の仕事の内容は?
文化振興課の文化財担当として、主に遺跡の発掘調査や文化財の啓発事業を担当しています。現在は、土地区画整理事業に伴う発掘調査や、文化財展示会、講師を招いて行う講演会などを担当しています。
志望動機は?
私が住んでいる所が那珂川市に近いというのがありました。また、那珂川市には弥生時代や古墳時代の遺跡が多くあることも魅力の一つだと思い、志望しました。
文化財技師としてのやりがいは?
那珂川市の文化財を守り、たくさんの方に知ってもらい、次の世代へ伝えていくことに直接関わることができることです。また、大規模な開発に伴う発掘調査が多いため、新たな発見や学びの機会が多く、出前講座や体験学習を通して、直接市民と関わり、文化財の周知や啓発の機会がたくさんあることです。
印象に残っている仕事は?
出前講座の依頼を受けて、はじめて講師をしたときが印象に残っています。私の説明を参加者の人が興味深く聞いてくれて、それに対して質問してもらったり、分かりやすかったと言ってもらったこともありました。自分が準備した講座に対する反応を直接見ることができてうれしかったです。
仕事をしていてうれしいことは?
那珂川市内の小中学生向けに行う「古代の草木染め」や「まが玉つくり」等の歴史体験学習で、参加者の子どもたちが「楽しかった」、「歴史に興味を持った」と感想文に書いてくれたり、直接言いに来てくれたときです。
市役所に入庁してよかったことは?
文化財担当として、発掘調査や文化財の啓発事業などに集中して取り組めることです。先輩職員から指導してもらうことで自分のスキルアップに繋がり、日々成長していると感じています。
後輩(受験者)へのメッセージ
私は大学卒業後、新卒で入庁しました。受験時、面接でアピールできるような職歴や経験が私にはありません。しかし、熱意や思いを伝えることが大切だと思いますので、みなさんの熱意をしっかり伝えてください!みなさんと一緒に那珂川市で働けることをとても楽しみにしています。
岩滿 聡(文化振興課 文化財担当)平成21年度採用
現在の仕事の内容は?
市内にある文化財の保護、活用、整備等に携わっています。具体的には、開発に伴って行われる、埋蔵文化財の発掘調査や郷土の歴史に関する調査研究、まが玉つくりや古代の草木染め、展示会、講演会や講座の企画運営など行っています。
志望動機は?
学生時代は、弥生時代を中心に勉強していました。那珂川市のある福岡平野は弥生時代の遺跡が多く、那珂川市では弥生時代の集落や甕棺墓がたくさん調査されているところに興味を持ちました。
印象に残っている仕事は?
国史跡の史跡指定の作業に携われたことです。多くの人に助けられながら、何とか指定まで進めることができました。一人だけで仕事をしているのではないと実感しましたし、その時できた人間関係は、別の仕事でも活かされています。
休日の過ごし方は?
休日は家族みんなでお出かけして楽しく過ごしています。
文化財技師としてのやりがいは?
日頃は、発掘調査や啓発事業、事務等に追われていますが、その中でも、データの蓄積や新しい発見によりこれまでわからなかったことが分かった時、とてもやりがいを感じます。
この仕事では、どのような能力が必要だと思いますか?
コミュニケーション能力や調整力です。現場を運営するうえで、多くの人や団体とかかわることが多くあるため、とても重要で必要な能力だと思います。
後輩(受験者)へのメッセージ
文化財を守り伝えること、その中核となれるのが文化財担当者です。私たちと一緒に文化財を守り続けていきましょう。